はじめに
今後のPCでのアプリ開発がどうなるか理解するため、さらに途中で登場したUWPの概念を理解するためにVisual Studio 2022 Communityをインストールしました。
目的
予算がないので個人開発や5人以下の会社で開発を進めることを想定して入門向けにUWPアプリの開発環境を構築して最初のアプリを作成します。
最初はExpress版を使おうと考えましたが、Express版は現状ではMicrosoftはサポートしておらず、Community版への移行を勧めています。
UWPとは
UWPはUniversal Windows Platformの略で
MicrosoftのWindows 10用アプリ開発の基盤のことです。メリットとして高いセキュリティ性、デメリットとしては配布がWindows ストアのみであること、将来が不透明な点が挙げられます。
導入前の準備
開発者モードを有効にします。
Windows 11 Proを使っていますので、
設定->プライバシーとセキュリティー->開発者向け->開発者モードをオンにします。
ダウンロード
参考のページからダウンロードしてインストールしました。比較的時間がかかりました。
最初のアプリ作成
Hello Worldを表示するアプリを作成します。
Visual Studioを起動し、新規プロジェクト作成で
空白のアプリ(ユニバーサルWindows)を選択し、
名前を入力して新規作成します。
コーディングなしでの実行結果
ソリューションからデバッグで実行後、以下のように白紙のアプリが起動します。
Hello UWPを表示するように変更
ソリューションのMainPage.xamlを編集します。
タグの箇所に以下の内容を入力しました。
<Grid.RowDefinitions>
<RowDefinition Height ="*" />
<RowDefinition Height ="Auto" />
</Grid.RowDefinitions>
<TextBlock x:Name="TextBlock" Text="Hello, UWP" FontSize="32" HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center"/>
変更結果
hello uwpが表示されました。
参考
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