はじめに
本記事は【EV3 x C#】lejos-server/clientを使ってC#でEV3を制御する(Windows編)のMac編です。
Windows編での準備およびlejos-serverの転送・実行ができている状態を前提とします。
また、EV3とはUSB接続が前提です。
Mac編ではVisual Studio 2019がVisual Studio for Macになっただけですので、コンソールアプリケーションの作製手順のみ記します。
環境
Mac : macOS Mojave (10.14.6)
Visual Studio for Mac : 8.8.4 (build30)
EV3 : leJOS
lejos-clientを使ったコンソールアプリケーション
プロジェクトの作製
次の手順で.NET Coreのコンソールアプリケーションを作製します。
Visual Studio for Macを起動し、[新規]を選択
[Webとコンソール]下の[アプリ]を選択し、[コンソールアプリケーション]を選択して[次へ]
対象のフレームワークで、[.NET Core 3.1]を選択し、[次へ]
NuGetパッケージの追加
メインメニューの[プロジェクト]->[NuGetパッケージの管理]を選択
右上の検索窓に「lejos」と入力すると、lejos-clientが表示されるので、チェックして[パッケージの追加]をクリック
コーディング
次のようにコーディングします。
(namespase名を変えただけで、Windows版と全く同じコードです)
usingSystem;usinglejos_client;namespacelejosMacConsole{classProgram{staticvoidMain(string[]args){// EV3に接続 (EV3上で'lejos-server'が動作している前提)varev3=newEV3("10.0.1.1",6789);ev3.Brick.LED((int)eLEDPatterns.GreenBrink2);// ポートB/Cに接続されたLargeモーターを同時にスピード100で360度回転させるev3.Wheels.GoForward(100,360);}}}
実行
EV3とMacをUSB接続し、EV3側が「READY」の状態で実行ボタンを押してください。
まとめ
- Windowsと全く同じコードでC#でEV3の制御ができる
- .NET Core便利