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[VisualStudio]VisualStudio2019でリモートデバッグを行う(C++の場合)

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もくじ
https://qiita.com/tera1707/items/4fda73d86eded283ec4f

リモートデバッグ関連
- VisualStudio2019でリモートデバッグを行う(C#の場合)
- VisualStudio2019でリモートデバッグを行う(C++の場合)
- リモートデスクトップに必要な設定

やりたいこと

C#で行っていたリモートデバッグをC++でもやりたい。
以前やったことがあったのだが、メモを残しておらずやり方を忘れたのでメモしておく。

準備

準備や手順については、以前の記事(こちら)を参照。

この中の、
手順の4.」が、C++の場合の特有のやり方となるので、下にメモする。
(それ以外(リモートデバッガのダウンロードやPCの共有の設定)は、以前の記事と同じ。)

前提

今回は、下記のようなPCの設定にした。

設定内容設定値
リモートPCのアドレス127.0.0.1
※実験のため開発PC自身に共有フォルダを作成
リモートPCに作成する共有フォルダパス\\127.0.0.1\RemoteTest
アプリ名ConsoleApplication2.exe
リモートデバッガのポート番号4024(デフォルトのまま)

リモートデバッグのためのC++のプロジェクトの設定

リモートデバッグをしたいC++のプロジェクトを [右クリック] > [プロパティ] を選択する。
image.png

[構成プロパティ] の中の [全般] を選択し、その中の[出力ディレクトリ]に、リモートPCの出力先としたい共有ディレクトリを入力する。(この例の場合「\127.0.0.1\RemoteTest」に出力するものとする)
image.png

[構成プロパティ] の中の [デバッグ] を選択し、その中の[起動するデバッガ]のコンボボックスから、[リモートWindowsデバッガー]を選択する。
image.png

リモートWindowsデバッガーの設定が表示されるので、その中で下記設定を行う。

  • リモートコマンド
    <リモートPCの共有フォルダパス>\<exeファイル名>.exe
  • リモートサーバー名
    <リモートPCのIPアドレス>:<リモートデバッガのポート番号>

今回の例では、下記のようにした。

  • リモートコマンド
    \\127.0.0.1\RemoteTest\ConsoleApplication2.exe
  • リモートサーバー名
    127.0.0.1:4024

image.png

以上で、C++のプロジェクトの特有の設定はおわり。
あとは、リモートデバッガーをリモートPC側で起動して、リモートWindowsデバッガーボタン(又はF5)を押して、プログラムを実行すればOK。

image.png

備考とおことわり

本当は、MSの公式ドキュメントによると、下記のような設定や「配置」をしたりしないといけないっぽい。

image.png

が、これだとリモートPCのフォルダ構成を開発用PCと同じにしておかないといけないとかが確かあった(この記事書いたときには試してなくて、過去の記憶による。すみません)ので、上でやったような「出力フォルダを変えて、配置はしない」やり方でやることにした。
(作業ディレクトリの設定もせず、一時的なファイルは開発用PCに勝手にできたらええよといういい加減な感じ)

参考

プロジェクトのC++リモートデバッグ(MSDocs)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/debugger/remote-debugging-cpp?view=vs-2019#remote_cplusplus


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