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WindowsにC#実行環境を整えてみたまとめ

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 この記事では私がVisualStudioを用いず、コマンドプロンプトから.csファイルをコンパイル、実行するまでをまとめました。

実行環境

・Windows10

 VisualStudioを用いずにC#を実行するには、まず、.NET Frameworkをインストールする必要がありますが、.NET FrameworkはWindowsVista以降のWindowsOSに標準インストールされています。「C:\Windows\Microsoft.NET」の「Framework」または「Framework64」が.NET Frameworkのフォルダです。Framework64はWindowsの64bit版用のものになります。frameworkfile.png

今回は64bit版で進めました。

Framework64ファイルの中にある「v2.0.50727」「v3.5」「v4.0.30319」の3つのファイルの中に、それぞれC#のコンパイラである「csc.exe」がありました。
確認したところ、私のPCではv2.0.50727の中のコンパイラが最新バージョンのようなので、これを使うことにしました。compilerfile.png

 コンパイラをどこでも起動できるようにするため、環境変数を指定します。コントロールパネル>システムの詳細設定>環境変数 を開き、ユーザー環境変数のPathを選択し、編集を選択、「C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727\csc.exe」の記述を追加しました。これでパスが通ったはずなので、さっそくコマンドプロンプトから実行してみます。あらかじめ用意した「Test.cs」をコンパイルしてみます。

Test.cs
usingSystem;classTest{publicstaticvoidMain(){Console.WriteLine("Hello World");Console.WriteLine("こんにちは");}}

 cmd1.png

これでどうやらコンパイルが成功したようです。コンパイルしたことでTest.exeが作成されていました。
cmd2.png

「Test.exe」を実行します。cmd3.png

無事に実行できたようです。しっかりと「Hello World」「こんにちは」の文字列がコンソールに反映されていました。

.exeを実行するコマンドを叩かず、.csのコンパイルが完了した時点で.exeを実行することもできるようなので、今後はその方法で実行できるようにしたいと思います。


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