はじめに
UOSファイとは、Unified Office Format（統一されたOffice）で保存されたスプレッドシートであり、幅広く使われています。さあ、今回はSpire.XLS for .NETというライブラリを利用して、エクセル文書をUOSファイルに変換する方法を紹介いたします。
Spire.XLS for .NETとは？
Spire.XLS for .NETは、開発者がC#やVB.NETプラットホームでExcelの文書ファイルを迅速かつ高品質で作成・編集・変換・印刷するために設計された専門的な Excelライブラリです。
中には、商用版と無料版のFree Spire.XLS for .NETがあります。Spire.XLS for .NETは商用版ではありますが、基本的な機能を搭載しているので、無料試用で日常の仕事にはもう結構だと思います。
下準備
1.E-iceblueの公式サイトかSpire.XLS for .NETをダウンロードしてください。
2.Visual Studioを起動して新規プロジェクトを作成してから、インストールされたファイルで相応しいSpire.XLS.dllを参照に追加してください。
メソッド説明
下記の表には、この機能を実行するには必要なメソッドが含まれています。
メソッド
説明
Workbook.LoadFromFile()
ファイルをロードします。
Workbook.SaveToFile()
ファイルを保存します。
ステップ
エクセル文書をUOSファイルに変換するには、ただ下記の3ステップでOKです。
Workbookオブジェクトを作成します。
Workbook.LoadFromFile()メソッドでエクセルをロードします。
Workbook.SaveToFile()メソッドでファイルをUOS形式で保存します。
C#のコード
using Spire.Xls;
namespace ExcelToUOS
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Workbook workbook = new Workbook();
workbook.LoadFromFile("test.xlsx");
workbook.SaveToFile("ToUOS", FileFormat.UOS);
}
}
}
VB.NETのコード
Imports Spire.Xls
Namespace ExcelToUOS
Class Program
Private Shared Sub Main(args As String())
Dim workbook As New Workbook()
workbook.LoadFromFile("test.xlsx")
workbook.SaveToFile("ToUOS", FileFormat.UOS)
End Sub
End Class
End Namespace
以下の関連記事もご参照
エクセル文書変換機能：Convert Excel to images in C#/VB.NET
エクセル文書の作成法：Create an Excel Document in C#/VB.NET
エクセル文書を印刷：Print an Excel Document in C#/VB.NET
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます！もしSpire.XLS for .NETを利用している時にご不明なところがございましたら、ぜひご連絡ください
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