TL;DR
Live2DをUnityに入れて口パクを適用してみたら、意外と口の動きが小さくて困っている…というケースへの処方箋について書きます。
Live2D SDKに変更を加え、リップシンクのGainの最大値を100にあげることで解決します。
環境
- Unity 2019.1.1f
- Live2D Cubism 3.x系
- Live2D SDK 4-beta.2
- Mac OS Catalina
対処法
- Cubism SDK内部の
CubismAudioMouseInput.csを開きます。
CubismAudioMouseInput.cs
namespaceLive2D.Cubism.Framework.MouthMovement{/* 中略 *//// <summary>/// Audio gain./// </summary>[Range(1.0f,10.0f)]publicfloatGain=1.0f;/* 中略 */// Compute root mean square over samples.varrms=Mathf.Sqrt(total/Samples.Length)*Gain;2.上記の[Range(1.0f, 10.0f)]を変更し、[Range(1.0f, 100.0f)]とします。
Inspector上で下記のようになればOKです。
3.Inspector上からGainの値を色々いじって100などに変更し、LipSyncがどう動くか確認してください。AudioInputの音量に対して、口パクがより鋭敏に反応するようになったことが確認できればOKです。